ヘッドセット圧入 〜その2〜
2008.09.28 Sunday | category:ヘッドセット
最難関と思われるヘッドセット圧入フェーズ2「ヘッドワン圧入」です。
今回も工具はセルフで。
前回使用した特殊(?)工具+αを用意します。
水道パイプ継ぎ手×2を追加。
総額502円なり。
既製品は安いものでもこれくらいします。
パイプ継ぎ手の内径はナットが程よく収まる大きさで、段差部分が斜めになっているためネジのセンターが出るようになっています。
外側も同じく傾斜が付いたバテッド構造なので、ヘッドワンに装着した際におおよそのセンターが出る仕組みです。
ヘッドチューブ内側にグリスを薄く塗り、ロゴの位置を確認して、慎重に締め込んでいきます。
途中ワンが斜めにズレてきて焦りましたが、締め込む内に矯正されてうまく入ってくれました。
ノギスで測ってみましたが、誤差は0.2mm以内だったので良しとしましょう。
結構難しかったです…(汗)。
だいたいのセンターが出てまっすぐ入ってくれると読んでいたのですが、実際は微妙な力の係具合で歪んできます。
心配ならやはり上下ワン全体に均等に力がかかる専用工具か、もしくはショップに依頼した方がいいかもしれません。
あと、どこかのサイトで圧入する前に上下ワンを冷蔵庫で冷やしておけば、微小ながら縮まるので圧入しやすいとありましたが、冷蔵庫から出すと結露しやすくサビの原因になると思われるので、おすすめしません。
とりあえず難関はクリアしました。
今回も工具はセルフで。
前回使用した特殊(?)工具+αを用意します。
水道パイプ継ぎ手×2を追加。
総額502円なり。
既製品は安いものでもこれくらいします。
パイプ継ぎ手の内径はナットが程よく収まる大きさで、段差部分が斜めになっているためネジのセンターが出るようになっています。
外側も同じく傾斜が付いたバテッド構造なので、ヘッドワンに装着した際におおよそのセンターが出る仕組みです。
ヘッドチューブ内側にグリスを薄く塗り、ロゴの位置を確認して、慎重に締め込んでいきます。
途中ワンが斜めにズレてきて焦りましたが、締め込む内に矯正されてうまく入ってくれました。
ノギスで測ってみましたが、誤差は0.2mm以内だったので良しとしましょう。
結構難しかったです…(汗)。
だいたいのセンターが出てまっすぐ入ってくれると読んでいたのですが、実際は微妙な力の係具合で歪んできます。
心配ならやはり上下ワン全体に均等に力がかかる専用工具か、もしくはショップに依頼した方がいいかもしれません。
あと、どこかのサイトで圧入する前に上下ワンを冷蔵庫で冷やしておけば、微小ながら縮まるので圧入しやすいとありましたが、冷蔵庫から出すと結露しやすくサビの原因になると思われるので、おすすめしません。
とりあえず難関はクリアしました。
ヘッドセット圧入 〜その1〜
2008.09.23 Tuesday | category:ヘッドセット
ヘッドセットはSHIMANO「HP-7410」にしました。
ハッタ「スーパースワンDX」などクラシカルなパーツも考えましたが、駆動系はシマノラインで統一します。
さて、手始めに下玉押し圧入から。
ネットでは結構みなさんヘッドパーツ関係もDIYされております。
自分も見よう見まねでホームセンターでアレコレを調達してきました。
これらは後日決行予定のヘッドワン圧入にも流用します。
・水道用塩ビパイプ 内径約30mm 147円
・高ナット M12×50mm 168円
・六角ナット M12 100円
・長ねじ M12 120円
・角座金 28円
しめて553円なり。
一生に数回しか使わないであろう専用工具だとこれくらい。
フォークコラムの圧入部分(1")には薄くグリスを塗っておきます。
先ほどのホムセンパーツを組み合わせてセットします。
下玉押しと塩ビパイプの内径が微妙に合わないので、前回のBBスペーサーを数枚間にかまして圧力が均等にかかるようにしました。
上の方のナットを締め込んで圧入していきます。
グリスを塗ってある効果なのか、レンチを使わずとも手でナットを回すだけで入っていきます。
もちろん最後はクラウンとの隙間ができないようきっちり締め込みます。
難なくきっちり入りました。
少し拍子抜けでしたが単純に感動。
さぁ、次回はいよいよヘッドワン圧入です。
ハッタ「スーパースワンDX」などクラシカルなパーツも考えましたが、駆動系はシマノラインで統一します。
さて、手始めに下玉押し圧入から。
ネットでは結構みなさんヘッドパーツ関係もDIYされております。
自分も見よう見まねでホームセンターでアレコレを調達してきました。
これらは後日決行予定のヘッドワン圧入にも流用します。
・水道用塩ビパイプ 内径約30mm 147円
・高ナット M12×50mm 168円
・六角ナット M12 100円
・長ねじ M12 120円
・角座金 28円
しめて553円なり。
一生に数回しか使わないであろう専用工具だとこれくらい。
フォークコラムの圧入部分(1")には薄くグリスを塗っておきます。
先ほどのホムセンパーツを組み合わせてセットします。
下玉押しと塩ビパイプの内径が微妙に合わないので、前回のBBスペーサーを数枚間にかまして圧力が均等にかかるようにしました。
上の方のナットを締め込んで圧入していきます。
グリスを塗ってある効果なのか、レンチを使わずとも手でナットを回すだけで入っていきます。
もちろん最後はクラウンとの隙間ができないようきっちり締め込みます。
難なくきっちり入りました。
少し拍子抜けでしたが単純に感動。
さぁ、次回はいよいよヘッドワン圧入です。
クロモリだけに…
2008.09.21 Sunday | category:フレーム
フェイシングしたBBフェイスは当然塗装がはがれてクロモリの表面がむき出しなワケで、クロモリはアルミと違って“鉄”なワケで、当然茶色くサビるのです。
カップ&コーンなどのフェイス部分が隠れるBBならばいいのですが、取り付ける予定のBBは削り口のほとんどが露出してしまうタイプ。
いくらグリスアップしたといってもサビが心配…。
そこで、チェーンラインの補正と削り口保護まさに一石二鳥の「BBスペーサー」なるものを思いつきました。
それがコレ。
さすがシマノスモールパーツ。
0.7mmと少し分厚いですがなんとかなるでしょう。
外径も44mmと、BBシェル外径40mmより4mmも大きいですがなんとかしましょう。
削りました。
まずは砥石で薄く研ぎました。
オービルサンダーで外側を削りました。
満足いく仕上がりで、BBシェルにぴったりフィット。
カップ&コーンなどのフェイス部分が隠れるBBならばいいのですが、取り付ける予定のBBは削り口のほとんどが露出してしまうタイプ。
いくらグリスアップしたといってもサビが心配…。
そこで、チェーンラインの補正と削り口保護まさに一石二鳥の「BBスペーサー」なるものを思いつきました。
それがコレ。
さすがシマノスモールパーツ。
0.7mmと少し分厚いですがなんとかなるでしょう。
外径も44mmと、BBシェル外径40mmより4mmも大きいですがなんとかしましょう。
削りました。
まずは砥石で薄く研ぎました。
オービルサンダーで外側を削りました。
満足いく仕上がりで、BBシェルにぴったりフィット。
フェイシングその後
2008.09.20 Saturday | category:フレーム
フェイシングしたのはいいのだけれど、困った問題が…。
フェイシングするということは「フェイス(面)を平らにする」ということ。
当然フチを削ることになるため、それだけシェル幅が短くなるということです。
ノギスで測ってみました。
67.3mmでした。
BBシェル幅は68mm(JIS)なので、左右0.35mmずつ合計0.7mm削られたことになります。
うーん微妙。
取り付けるBBも内側(左側)にずれるので、当然チェーンラインも0.35mmずれることになります。
いやいや。たった0.35mmですよ。
そもそもデフォルトでそんな精度の出ているフレームでもないし、気にする問題じゃあない。
と、自分を納得させました。
ところが…。
フェイシングするということは「フェイス(面)を平らにする」ということ。
当然フチを削ることになるため、それだけシェル幅が短くなるということです。
ノギスで測ってみました。
67.3mmでした。
BBシェル幅は68mm(JIS)なので、左右0.35mmずつ合計0.7mm削られたことになります。
うーん微妙。
取り付けるBBも内側(左側)にずれるので、当然チェーンラインも0.35mmずれることになります。
いやいや。たった0.35mmですよ。
そもそもデフォルトでそんな精度の出ているフレームでもないし、気にする問題じゃあない。
と、自分を納得させました。
ところが…。
フェイシング&タッピング
2008.09.15 Monday | category:フレーム
パーツを取り付けたいのはヤマヤマ。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはフレームの下ごしらえから。
ヘッドチューブとBBシェルのフェイシングとタッピング。
そもそもそのような処理は必要なのか?
確かに面が凸凹していたり、ねじ切り部分に塗装が流れ込んでいたりと気にはなるのだが、そんなに神経質にならなくてもいいような気がする…。
しかしコレばかりは自分でやるとなると、ツールも値段が張るし失敗も怖い。
ネットで調べるうちにたどり着いたのが「サイクルメンテナンス」というメカニックな会社。
以前ホイールを組んだ時に重宝したDVD「ホイール組の達人」を制作したのもここ。
なにやら職人気質でストイックな感じとサイトの雰囲気に惹かれて、行ってきました!
ガレージ内に整然とならぶ工具類が男ゴコロを誘います。
ZULLOの親方も言っていましたが、やっぱり工具はカンパなんですね。
ウン十万するそうです。
ヘッドチューブトップ部分をフェイシング
同じくボトム部分
多少は塗装のバリが残りますが、要はチューブの面がフラットになればいいのです。
BBシェルの右側
同じく左側
塗料が残っていますが、確かにフラットです。
タッピングでねじ山がキレイに立ち、精神衛生上気分がいいです。
フォークのクラウン部分
作業代トータルで10,000円ナリ。
所要時間は40分程度でした。
ただこの後、この作業が及ぼす小さな(大きな?)問題に気づいたのでした。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはフレームの下ごしらえから。
ヘッドチューブとBBシェルのフェイシングとタッピング。
そもそもそのような処理は必要なのか?
確かに面が凸凹していたり、ねじ切り部分に塗装が流れ込んでいたりと気にはなるのだが、そんなに神経質にならなくてもいいような気がする…。
しかしコレばかりは自分でやるとなると、ツールも値段が張るし失敗も怖い。
ネットで調べるうちにたどり着いたのが「サイクルメンテナンス」というメカニックな会社。
以前ホイールを組んだ時に重宝したDVD「ホイール組の達人」を制作したのもここ。
なにやら職人気質でストイックな感じとサイトの雰囲気に惹かれて、行ってきました!
ガレージ内に整然とならぶ工具類が男ゴコロを誘います。
ZULLOの親方も言っていましたが、やっぱり工具はカンパなんですね。
ウン十万するそうです。
ヘッドチューブトップ部分をフェイシング
同じくボトム部分
多少は塗装のバリが残りますが、要はチューブの面がフラットになればいいのです。
BBシェルの右側
同じく左側
塗料が残っていますが、確かにフラットです。
タッピングでねじ山がキレイに立ち、精神衛生上気分がいいです。
フォークのクラウン部分
作業代トータルで10,000円ナリ。
所要時間は40分程度でした。
ただこの後、この作業が及ぼす小さな(大きな?)問題に気づいたのでした。