コグ
2008.11.16 Sunday | category:ホイール
コグを取り付けます。まずはメインになると思われる17T。アルマイト処理された“イヤらしい”軽い(24g!)コグです。スプロケット用工具「TL-SR22」を使って締め込みます。正ネジです。
工具の背側を使ってロックリングを装着します。逆ネジです。ロックリングが緩んでくると怖い目にあいます。きっちりと固定。
バッチリです。
ハブが両切りなので逆サイドにシマノ製の16Tコグを取り付けてみました。歯数が少ない分少し踏みが重くなります。そんなに変わらないか…。使うときはホイールを外してクルッと返します。
〈固定ギアとは〉
コグは13Tから23Tくらいまで歯数(T)の種類があります。歯数が少なければ踏みごたえが重くなり、サイズ(直径)は小さくなります。歯数が多ければ軽快な踏み味になり、サイズも大きくなります。一般の変速車に付いてるスプロケット(カセットコグ)はそれら数種類のコグをセットにして、変速機でギアを「軽〜重」でチェンジしながら状況に合わせて走るわけです。
一般車は、ペダルを漕ぐとギア内の回転体で「ノッチ」という爪が内部に引っかかって前進する動力をハブに伝えますが、逆回転するときは「フリー機構」が作動して、動力を解放する仕組みになっています。走行中に漕ぐ足を止めると「チィー」と音がするのはギア内で逆回転時に引っかかりを逃がしている音なのです。このような仕組みのギアを「フリーギア」と呼びます。
“ピストバイク”いわゆる“FIXED GEAR”は文字どおりギアが「固定」されていて、一般車のように走行中に漕ぐ足を止めることができません。止めようとしても回転するペダルに足を持ち上げられてしまいます。走行中は常にペダルを回転している状態です。「固定」されているということは逆に漕げば後ろに進むのです。三輪車や一輪車と同じです。踏めば進むし、脚を止めれば停まるというこのダイレクト感が“ピスト”の醍醐味であることは間違いないでしょう。
ギア比についてはまた後ほど。
ホイールにタイヤ装着
2008.11.09 Sunday | category:ホイール
“Veloplug(ヴェロプラグ)”です。
Velocityリム用(8mm穴リムならOK?)で、リムテープ装着時よりも約10g軽くなります。
タイヤチューブはパナレーサー“RAIR”。48mmロングバルブです。Velocityリムではこの長さでもギリギリです。
フロントはホワイトリムに合わせて“Vittoria RUBINO PRO オールホワイトバージョン”で、ホワイトの一体感を。本当は“AEROSPOKE”のビジュアルが良かったから。
いい感じです。
リアはパナレーサー “RiBMo”。このタイヤの形状がユニークでセンター部分がわずかにソフトモヒカンしています。25Cだけど、スキッドしやすそう!? 耐久性も期待大です。
ゴツくてOKです。
次回はいよいよ組み上げ?
リアホイール組(その後)
2008.11.02 Sunday | category:ホイール
リアホイール組(失敗)
2008.10.25 Saturday | category:ホイール
さて前回に引き続き今回はリアのホイールを組みます。
まずはハブ。「HB-7710」ダブルスレッドです。美しいです。
リムはフロントと同じVelocity DEEP Vのゴールドです。テカリ具合がイヤらしいです。
でもそれが狙いだったりします。
スポーク(#14 283mm×32本)、ニップルもリム同色のゴールドにします。とことんイヤらしくいきます。
このDT SWISSのニップルはアルミ製なのですが、後に問題発生。
実はスポーク長計算で見込んだサイズは283mm。ところが組み始めるとどうやら少し短い様子。オマケにハブ穴径が少し小さいのか、スポークとのなじみ具合がシビアで、取り回しがキツイ。それでも結構無理して一応仮組してみました。
次にテンションを上げようとニップルを締めていくと、これがまた相当渋い。テンション不足にもかかわらず、そのうちニップルがナメだしてどうにもこうにも状態に。あー残念!
一旦あきらめて、ニップルはアルミ製でない日本製のものをヤフオクで。スポークも1mm長い当初の計算通りの284mmを再オーダーする羽目に。
さてこれでウマくいくのか?不安を抱えながら1週間を過ごします。
フロントホイール組
2008.10.18 Saturday | category:ホイール
さて、フロント用のスポークが届いたので早速組みます。
リムはVelocity DEEP Vのホワイトをチョイス。32Hです。
スポーク(#14 275mm×32本)とニップルともにDT SWISS製。
組む前にスポークねじ切り部分にグリスを軽く塗っておきます。
フロントハブは「HB-7710」。ピストはいわゆるグランコンペを筆頭にラージフランジが定番だと思いますが、リムとのバランスがイマイチな気がしたので、シュッと抑え気味にスモールフランジハブで。
シマノによると、一応このハブでラジアル組は禁止です(ま、大丈夫でしょう)。
ラジアル組は何も考えず、ただひたすら交互に放射状に組んでいくだけなので非常にラクチン。スポーク長もピッタリでした。
仮組後、こんなの持っている意味があるのかかなり疑わしいパークの振取台でホイールの“振れ”を取り除いていきます。
最初はゆらゆらだったのが、次第にゆがみをスィーっと収束させていく過程が一番楽しーい!のですよ。
完成です。ハブのロゴとバルブ穴の位置が合ってると見た目もベターです。
やっぱりラジアルはビジュアルがキレイ。フロントはビジュアル重視で。
次回はリアです。
リムはVelocity DEEP Vのホワイトをチョイス。32Hです。
スポーク(#14 275mm×32本)とニップルともにDT SWISS製。
組む前にスポークねじ切り部分にグリスを軽く塗っておきます。
フロントハブは「HB-7710」。ピストはいわゆるグランコンペを筆頭にラージフランジが定番だと思いますが、リムとのバランスがイマイチな気がしたので、シュッと抑え気味にスモールフランジハブで。
シマノによると、一応このハブでラジアル組は禁止です(ま、大丈夫でしょう)。
ラジアル組は何も考えず、ただひたすら交互に放射状に組んでいくだけなので非常にラクチン。スポーク長もピッタリでした。
仮組後、こんなの持っている意味があるのかかなり疑わしいパークの振取台でホイールの“振れ”を取り除いていきます。
最初はゆらゆらだったのが、次第にゆがみをスィーっと収束させていく過程が一番楽しーい!のですよ。
完成です。ハブのロゴとバルブ穴の位置が合ってると見た目もベターです。
やっぱりラジアルはビジュアルがキレイ。フロントはビジュアル重視で。
次回はリアです。