ボトムブラケット
2008.11.15 Saturday | category:フレーム
いよいよ“ボトムブラケット(BB)”をの取り付けにかかります。
シマノ「BB-7710」はオクタリンク仕様です。
ピストといえば“スクエアテーパー”が定番です。今も競輪界では四角が主流のようです。
結構悩みましたが、オクタリンクでいくことにしました。
さて、フレームをひっくり返して固定します。ハウジング内のネジ山にはグリスをたっぷり塗っておきます。
一応BBの方にもグリスを塗って、以前にDIYしたBBスペーサーを装着し、左右を間違えないように“逆ネジ”の右ワンから丁寧にやさしく回し込んでいきます。
手で回せなくなったら専用工具「TL-UN74-S」を使用します。あくまでもゆっくり丁寧にネジ込んでいきます。固いからといって強引に締め込んだりすると、ネジ山を壊したり斜めに入ってしまう場合があります。しつこいようですが“逆ネジ”です。
いったん仮止めの状態でとどめておきます。
次は左ワンです。こちらは“正ネジ”です。同じようにグリスを塗って手で締め込んでいきます。
専用工具「TL-FC31」を使って仮止めします。
右ワン(逆ネジ注意)に戻って、レンチで本締めです。左ワンも同じくきっちり締めます。
問題なさそうです。ここまでくれば完成への道のりがハッキリ見えてきました。
クロモリだけに…
2008.09.21 Sunday | category:フレーム
フェイシングしたBBフェイスは当然塗装がはがれてクロモリの表面がむき出しなワケで、クロモリはアルミと違って“鉄”なワケで、当然茶色くサビるのです。
カップ&コーンなどのフェイス部分が隠れるBBならばいいのですが、取り付ける予定のBBは削り口のほとんどが露出してしまうタイプ。
いくらグリスアップしたといってもサビが心配…。
そこで、チェーンラインの補正と削り口保護まさに一石二鳥の「BBスペーサー」なるものを思いつきました。
それがコレ。
さすがシマノスモールパーツ。
0.7mmと少し分厚いですがなんとかなるでしょう。
外径も44mmと、BBシェル外径40mmより4mmも大きいですがなんとかしましょう。
削りました。
まずは砥石で薄く研ぎました。
オービルサンダーで外側を削りました。
満足いく仕上がりで、BBシェルにぴったりフィット。
カップ&コーンなどのフェイス部分が隠れるBBならばいいのですが、取り付ける予定のBBは削り口のほとんどが露出してしまうタイプ。
いくらグリスアップしたといってもサビが心配…。
そこで、チェーンラインの補正と削り口保護まさに一石二鳥の「BBスペーサー」なるものを思いつきました。
それがコレ。
さすがシマノスモールパーツ。
0.7mmと少し分厚いですがなんとかなるでしょう。
外径も44mmと、BBシェル外径40mmより4mmも大きいですがなんとかしましょう。
削りました。
まずは砥石で薄く研ぎました。
オービルサンダーで外側を削りました。
満足いく仕上がりで、BBシェルにぴったりフィット。
フェイシングその後
2008.09.20 Saturday | category:フレーム
フェイシングしたのはいいのだけれど、困った問題が…。
フェイシングするということは「フェイス(面)を平らにする」ということ。
当然フチを削ることになるため、それだけシェル幅が短くなるということです。
ノギスで測ってみました。
67.3mmでした。
BBシェル幅は68mm(JIS)なので、左右0.35mmずつ合計0.7mm削られたことになります。
うーん微妙。
取り付けるBBも内側(左側)にずれるので、当然チェーンラインも0.35mmずれることになります。
いやいや。たった0.35mmですよ。
そもそもデフォルトでそんな精度の出ているフレームでもないし、気にする問題じゃあない。
と、自分を納得させました。
ところが…。
フェイシングするということは「フェイス(面)を平らにする」ということ。
当然フチを削ることになるため、それだけシェル幅が短くなるということです。
ノギスで測ってみました。
67.3mmでした。
BBシェル幅は68mm(JIS)なので、左右0.35mmずつ合計0.7mm削られたことになります。
うーん微妙。
取り付けるBBも内側(左側)にずれるので、当然チェーンラインも0.35mmずれることになります。
いやいや。たった0.35mmですよ。
そもそもデフォルトでそんな精度の出ているフレームでもないし、気にする問題じゃあない。
と、自分を納得させました。
ところが…。
フェイシング&タッピング
2008.09.15 Monday | category:フレーム
パーツを取り付けたいのはヤマヤマ。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはフレームの下ごしらえから。
ヘッドチューブとBBシェルのフェイシングとタッピング。
そもそもそのような処理は必要なのか?
確かに面が凸凹していたり、ねじ切り部分に塗装が流れ込んでいたりと気にはなるのだが、そんなに神経質にならなくてもいいような気がする…。
しかしコレばかりは自分でやるとなると、ツールも値段が張るし失敗も怖い。
ネットで調べるうちにたどり着いたのが「サイクルメンテナンス」というメカニックな会社。
以前ホイールを組んだ時に重宝したDVD「ホイール組の達人」を制作したのもここ。
なにやら職人気質でストイックな感じとサイトの雰囲気に惹かれて、行ってきました!
ガレージ内に整然とならぶ工具類が男ゴコロを誘います。
ZULLOの親方も言っていましたが、やっぱり工具はカンパなんですね。
ウン十万するそうです。
ヘッドチューブトップ部分をフェイシング
同じくボトム部分
多少は塗装のバリが残りますが、要はチューブの面がフラットになればいいのです。
BBシェルの右側
同じく左側
塗料が残っていますが、確かにフラットです。
タッピングでねじ山がキレイに立ち、精神衛生上気分がいいです。
フォークのクラウン部分
作業代トータルで10,000円ナリ。
所要時間は40分程度でした。
ただこの後、この作業が及ぼす小さな(大きな?)問題に気づいたのでした。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはフレームの下ごしらえから。
ヘッドチューブとBBシェルのフェイシングとタッピング。
そもそもそのような処理は必要なのか?
確かに面が凸凹していたり、ねじ切り部分に塗装が流れ込んでいたりと気にはなるのだが、そんなに神経質にならなくてもいいような気がする…。
しかしコレばかりは自分でやるとなると、ツールも値段が張るし失敗も怖い。
ネットで調べるうちにたどり着いたのが「サイクルメンテナンス」というメカニックな会社。
以前ホイールを組んだ時に重宝したDVD「ホイール組の達人」を制作したのもここ。
なにやら職人気質でストイックな感じとサイトの雰囲気に惹かれて、行ってきました!
ガレージ内に整然とならぶ工具類が男ゴコロを誘います。
ZULLOの親方も言っていましたが、やっぱり工具はカンパなんですね。
ウン十万するそうです。
ヘッドチューブトップ部分をフェイシング
同じくボトム部分
多少は塗装のバリが残りますが、要はチューブの面がフラットになればいいのです。
BBシェルの右側
同じく左側
塗料が残っていますが、確かにフラットです。
タッピングでねじ山がキレイに立ち、精神衛生上気分がいいです。
フォークのクラウン部分
作業代トータルで10,000円ナリ。
所要時間は40分程度でした。
ただこの後、この作業が及ぼす小さな(大きな?)問題に気づいたのでした。